スマートホーム化いいですよ。
時間設定で家電を操作したり、声のアクションで複数の家電操作を連動して行ったりと、一度試してみると元の生活には戻れません。
今回は、これからスマートホーム化をやってみたいと考えている人が、一番はじめに用意し、さらにどれにしようか悩むスマートスピーカーについて解説していきます。
アレクサとGoogleホーム(Googleネスト)の違いとどちらが向いているか、またおすすめのスマートスピーカーも紹介していきます。
※GoogleホームはGoogle Homeだったり、Google Nestだったりと商品名が世代によって変わっています。
Googleホームは、スマートスピーカーを含む、スマートホームソリューションの総称で、2019年からはGoogleホーム向けのデバイスをネスト(Nest)として発売することと発表しています。
要は、Googleホームの後継機で、どちらも利用は可能です。今回のブログ記事ではGoogleネストで表示を統一します。
スマートスピーカーの使い方
まず、スマートホーム化を目指す上でのスマートスピーカーの使い方は、IoT家電の連携と声による操作になります。
もちろんスマートスピーカーなので、通常のBluetoothスピーカーのように音楽を流す機能もあるのですが、スマートホーム化する場合は、その使い方が主ではなく、声による操作を徹底していきます。
また、スマートスピーカーには、ひとつのトリガー(時間や呼びかけ)で複数のアクションを実行してくれる機能があります。 これらの設定は、スマホのアプリから設定することがほとんどですので、スマホアプリの使い勝手も選定する上ではポイントになります。
今回は、AmazonアレクサとGoogleネストについて紹介していきますが、これら二つはIoT家電の連携のしやすさや定型アクションの使いやすさといった面ではどちらも十分に満足できます。
AmazonアレクサとGoogleネストどっちがいい?
スマートスピーカーを選択する上でAmazonアレクサとGoogleネストどちらにすべきか必ず迷うポイントです。
上述したように、主機能としてはどちらも変わりないのですが、一部で違いがあります。
AmazonアレクサとGoogleネストの機能の違い
呼びかけのしやすさ
まず、AmazonアレクサとGoogleホームでは、呼びかけ(ウェイクワード)に違いがあります。
- Amazonアレクサ:「アレクサ、~~」
- Googleネスト:「OK, Google、~~」
このウェイクワードがあるからスマートスピーカー使いにくいと感じている人もいるでしょうが、所詮機械ですので、自分が呼びかけられてるかどうかを雰囲気で空気を読んで、返答してくれるわけでもないのでしょうがないと思います。
このウェイクワード、実際に声に出しても呼んでみるとわかるのですが、「アレクサ」の方が圧倒的に言いやすいです。
Googleの場合、「OK」と「Google」二言必要ですし、Googleが企業名としてしみついていると思いますので、なんとなく違和感を覚えます。
また、呼びかけに「OK」ってなんだよ!?と感じてしまうのは私だけでしょうか。
「OK」の部分は「ねぇ」に変更することも一応は可能です。
声掛けによるアクション実行は、スマートスピーカーの基本ですので、ここに関しては呼びやすい方が圧倒的にいいですし、反応してくれない時のストレスの軽減にもなります。
YouTubeへの対応
では、スマートスピーカーの選択は、アレクサ一択かというとそういうわけもありません。
それは、YouTubeを使うことができるかという点です。
AmazonとGoogle、、、要はライバル企業同士ですし、YouTubeはGoogle傘下です。 GoogleネストではYouTubeアプリがありますが、AmazonアレクサではYouTubeアプリがありません。
YouTubeをスマートスピーカーでどこまで使うかがGoogleホームに軍配が上がるポイントになります。
ただし、YouTubeの使い方は、スマートホームに特化する上では、BGMとしての使い方が基本です。 朝や夜寝る前など、特定の動画をBGMとして聞くことに特化しています。
もちろんAmzonアレクサでも、YouTubeは使えませんが、AmzonミュージックやAppleミュージックといった他の音楽配信サービスとは連携できますので、BGMが使えないわけではありません。
スマートスピーカーには、ディスプレイ付きのものもありますが、YouTube動画自体はスマホやPCで見た方が圧倒的に使いやすいです。
Googleネストが向いている人
- YouTube Premiumに加入している
- BGMとしてYouTubeを使用したい
Googleネストに向いている人は、上記の両方に該当する人です。
基本はYouTubeをBGMとして使うかどうかですが、途中で広告が入ったりしては、声操作のスマートスピーカーでは、広告送りなど面倒です。
広告がない動画に絞るか、YouTube Premiumに加入している人は、Googleネストでいいでしょう。
BGMとしてのYouTubeはコンテンツの数が圧倒的ですので、非常に使いやすいです。
Amazonアレクサが向いている人
- Googleネストに向いている人に該当しないすべての人
一方、Amazonアレクサに向いている人。それは、、、
「Googleネストが向いている人」に挙げた以外のすべての人です。
やはり、呼びやすさの観点を最重要視して、Amazonアレクサの方が軍配が上がります。
YouTubeは使用できませんが、BGMは他の音楽配信サービスで代用しましょう。
数は、YouTubeほどではありませんが、さまざまなシーンに利用できるBGMは一通りそろっています。
なお、Amazonアレクサでも特定の機種でYouTubeを使う方法ないわけではありません。
※ただし、まったくおすすめしない使い方です。気になる方は別記事ご確認下さい。
おすすめのスマートスピーカー
最後に、AmazonアレクサとGoogleネストおすすめの機種を紹介していきます。
基本的には、設置する場所に応じて選んでいいのですが、スマートホームの利便性を高めるには、それぞれの部屋にいくつもおいた方が声も拾いやすくなりますし、部屋に応じてアクションを変えるといったこともできるのでおすすめです。
スマートスピーカーの機種は大別すると、ディスプレ付きスピーカーかコンパクトなスピーカータイプかに分かれますので、それぞれ紹介していきます。
Amazonアレクサ
ディスプレイが不要の場合は、echo dot(エコードット)がおすすめです。
ディスプレイ無しといっても、時計表示できるタイプもありますので、卓上時計代わりとしても十分に利用できます。
ディスプレイ付きの場合、リッチな卓上時計としてはもちろん、そのほかにもフォトフレームとしての利用や、天気アプリを使用する場合は、天気が画面で確認できるという見やすさがあります。
リビングなどは、ディスプレイ付きを設置することがおすすめです。
ディスプレイ付きを選択する場合、画面サイズなども考慮するポイントですが、echo show5が根強い人気でお勧めです。
Googleネスト
Googleネストも選び方は、基本的にAmazonアレクサと変わりません。
ただ、Googleネストの本体Amazonで販売されていません。本当に仲良くしてほしいものです、、、
ディスプレイなしで、非常にコンパクトなGoogle Nest Miniがどこにでも置けて便利です。
ディスプレイ付きの場合、Goole Nest Hubがお勧めです。
こちらもサイズが、Nest HubとNest Hub MAXと2機種あるのですが、コンパクトサイズはテレビ台の上などコンパクトに設置する場合、お勧めです。
スマートホームの第2ステップへ
さて、スマートスピーカーの選び方とおすすめの機種を紹介していきましたが、スマートスピーカーだけでは、スマートホーム化は実現できません。
IoT家電(スマート家電)に買い替えたり、IoT家電でなくとも赤外線リモコンを連携することでスマートスピーカーで家電操作したりすることが可能になります。
スマートスピーカー購入後、次はこの辺りからスマートホーム化を進めてはいかがでしょうか。
- SwitchBotハブを購入して、赤外線リモコンをIoT家電化する
- スマートLED照明を購入して、照明のON・OFFをスマートスピーカーから操作する。
スマート家電に買い替えなくても、赤外線でON・OFFする操作をスマートスピーカー経由で行えますし、スマート電球は、時間によって、電球の色を変えるなど何かと便利です。
おわりに
スマートホーム化する際のスマートスピーカーの使い方、AmazonアレクサとGoogleホームどちらがいいかを解説していきました。
AmazonアレクサにするかGoogleホームにするかは、紹介したようにそれぞれ一部機能でメリットがあります。 ただ、統一しておかないと、リビングではAmazonアレクサ、寝室ではGoogleホームとかですと混乱のもとですので、スマートホーム化の第一歩ですが、自分に合った方を選ぶようにしていきましょう。
最後に、それぞれのおすすめ機種をおさらいして、終わりとします。 よいスマートホームライフを一緒に送っていきましょう。
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