iRobot社から販売している水吹き掃除ロボットのブラーバジェットm6が不具合が発生して、サポートへ問合せを行い、修理依頼しまいたのでエラー症状とサポート問合せの流れについて紹介していきます。
アプリ経由で解決を探ろうとすると表示が異なることがありましたので、他のエラー症状でお困りの方にも参考になれば幸いです。
エラーの内容
今回、私が見舞われたエラーは車輪エラーです。
右の車輪が回らなくなってしまい、まったく掃除ができない。ベースから移動してもすぐにエラーで止まってしまうというものでした。
このように、「立ち往生による停止」と「右車輪エラー」という警告がアプリかも確認することができます。
清掃時間も0分となっており、まったく機能していないことがわかります。
公式アプリでの解決
まずは、このエラーに対して、アプリ経由で解決策を探っていきます。
先ほどの「右車輪エラー」という箇所がリンクになっており、そこをタップするとよくある質問に飛ばされます。
ここに書いてある内容を確認してい行くと、「左右の車輪を回し、両側の車輪のと抵抗が同じであるか」の項目に該当しそうです。
確かに右の車輪の方が回転が重いことが体感でわかります。
よくある質問では解決できない
さらによくある質問では、日本語が若干おかしいですが、車輪の取り外しやアイロボットストアから部品を調達することが記載されています。
ただ、アイロボットの公式サイトを確認しても部品の販売はありませんし、車輪の取り外し手順など記載はありません。
ググったりしても、車輪のゴムの交換程度は非公式ではありますが手順はヒットしますが、車輪自体の取り外しはさすがに技術スタッフ以外やらんだろうなと感じたところです。
なお、私の場合、ブラーバジェットm6購入から数年経過していますので、保証期間は切れています。
実は、ブラーバジェットm6の故障は2度目で、以前は保証期間中に不具合が生じました。その時の記録は他の記事で掲載していおりますので、保証期間内の対応について知りたい方は、こちらも合わせてご覧ください。
サポートへ問合せ
さて、話を今回のエラーに戻りまして、よくある質問では解決できないのでアイロボットサービスセンターに問い合わせを行います。
サービスセンターへの問い合わせもアプリのよくある質問にリンクがあるのでそこから行いました。
とりあえずの問い合わせとしては、まずは車輪の交換はどう行うのかという趣旨の問い合わせをしています。
また、問い合わせの際には、製品番号と購入日などの情報の記載が必要になります。製品番号はブラーバジェットm6本体で確認できます。
サポートとのやり取り
ここからは、サポートとのメールでのやり取りを時系列で載せておきます。なお、一部の問い合わせ文ややり取りを伏字にしたり、省略して掲載しますのでご了承うください。
まずは、先ほども載せた内容と同じですが、車輪エラーが生じている交換手順を教えてほしいという趣旨の問い合わせメールです。
車輪交換はできず修理の案内
問い合わせに対する返信は、その日のうちにありました。返信の内容については、概要は以下の通りです。
- 交換部品としての販売は行っておらず、ユーザー自身での取り外しについての案内はしていない
- 対処方法に記載されている「車輪を交換してください。」はグローバルな表記のもので日本対応ではない
- 本体に不具合が出ている可能性もあるので有償修理が必要になる
修理・見積依頼と諸注意事項
返信いただいた内容に有償修理についての案内がすでに記載されていたので、修理を依頼して、集荷日時の希望や集荷の際の注意事項(タンクの水は空にしてね等)の連絡を何ラリーか行いました。
集荷から5日ほどして、点検結果と修理見積の連絡がありました。
車輪エラーは車輪を駆動する本体の不具合に起因するもので、本体交換が必要になるという回答でした。
本体交換で保証期間も終了してますので、3万弱の本体交換代が必要となりそうです
修理内容の詳細については、次の章でもう少し詳しく書くことにします。
修理内容と見積を確認して、修理依頼の旨を再度返信しました。
実際のメールでのやり取りは、上記までで完了しています。
あとは、修理後にブラーバジェットm6が届いた際、宅配ドライバーに直接修理代を現金・クレジットカードで支払いすれば完了です。
以上が、問い合わせから実際に修理が開始されるまでの大まかな流れです。
メールでのやり取りは、返信も早くスムーズなものでした。また、必要な対応を先に記載して返信くれたので余計なメールのラリーが必要ではなかったことも高評価ポイントです。
修理依頼
では、最後に点検結果や修理の内容、必要な費用についてまとめていきます。
エラーの内容
まず、エラーの内容は、右車輪の抵抗が重くなっており、車輪エラーで清掃が開始できないというものです。
ブラーバジェットの特性上、障害物に多少ぶつかりながら清掃を進めていくので致し方ない部分もあるかもしれないですね。
ただ、前述しましたが、ブラーバジェットm6の不具合は2度目です。1度目は保証期間内でしたが、その時も本体交換でしたので新品同等(バッテリー除く)にしては、不具合の発生が多いなという所感です。
修理内容
先ほども紹介しましたが、修理の内容としては、本体交換となりました。
サポートからの点検結果としては、タイヤを駆動する本体に不具合が生じているもので、本体交換という結果です。
まぁこの辺りの原因を回路の仕組みから詳細に説明されてもよくわからないので、このくらいのさらっとした回答でよかったかなと思います。
また、本体交換ではありますが、バッテリーはそのままになるとのことで、交換費用を削減してくれているようですね。さらに本体交換となるため、製品番号が変更になることも一応注意が必要です。
見積金額
見積もりは、本体交換代と作業代が別に請求されています。
先ほどの時系列で3万弱と説明しましたが、あれはあくまで本体の交換費用です。実際の費用はそれ以外にも以下のようになっています。
※なお、見積金額や本体費用は、修理の内容や時期によっても変動すると思います。あくまで私の場合はこの金額だったということをご理解ください。
おわりに
ブラーバジェットm6の車輪エラーとその問合せ、修理に対するレポートでした。
公式アプリでの自己解決は翻訳の箇所もありますし、やや混乱することがありましたが、iRobot社はアイロボットジャパンという日本代理店がしっかりできていますし、問い合わせは非常にスムーズで早いです。
ただ、ブラーバジェットm6の本体交換を伴う不具合は二度目ですね。
前回の不具合も記事にしていますが、新品購入(2021年4月)→一度目の本体交換(2021年10月)→今回の本体交換(2023年6月)とちょっと不具合多いなというのが気になるところです。
サポートの対応はスムーズなので安心はできますが、1~2年で本体交換不具合が今後も出てくるのであれば少し考えものではありますね。
コメント
コメント一覧 (1件)
ブラーバM6はやはり本体に問題のある整品だろうと感じます。私も、2年半使ったところでスマホ及びボタンでの操作ができなくなり修理に出したところ基盤に問題があるとのことで本体交換、それが9か月使用したところで、ルーターを交換した際に製品の登録ができなくなり修理にだしたところ、またしても基盤の交換が必要と。いずれも3万円と作業費。どうようのトラブルが頻発し、結局、修理費もかさむという意味で、欠陥製品である可能性がありそうです。