僕は一人暮らしで、食器量もそこまで多いわけではありませんが、食洗機を使用しています。
僕の生活のモットーは、やりたくないことはやらない!機械がやってくれるのであれば任せる!!です。
皿洗いめんどくさいですよね。これがなくなるのであれば食洗機の購入は全くためらいませんでした。
ただ、食器洗いから解放されるためには食洗機を購入すれば解決かといえばそれだけでは不十分です。
なぜ、食洗機を導入するのかを考えて必要な機能の選定や食洗機以外の生活の工夫を合わせることが重要だと感じました。
僕が食洗機を購入した最大の目的は、食器洗いそのものをやめるということです。
今回は、この目的を達成するために食洗機に求めた機能と導入後に考えたこと変えたことを紹介していきます。
やりたくないことはしない
食洗機を購入することでやりたくない洗い物から解放されると思いましたが、実はそうではありませんでした。
やりたくないことはやらないを徹底するためには食洗機購入時の注意点、購入後の使い方、食洗機以外の生活スタイルこれらを全て意識しておく必要がありました。
この目的がブレてしまうとネットレビューなど断片的な情報で食洗機選びを失敗してしまいます。
食洗機に求める機能
食洗機はサイズや機能が様々あります。
大きさは、それぞれの家庭で合わせればいいと思いますが、機能的に外せないものがあります。
- 乾燥機能がついていること
- 分岐水栓から給水できること
僕の食洗機は現在3代目です。
前2台は、この二つの機能選定を誤ってしまいました。
①乾燥機能があること
まだ食洗機を持ってなく、食洗機についてブログなどで情報を調べている時、食洗機は水道使用量は手洗いとあまり変わらないが、乾燥による電気代がデメリットになるという情報がありました。
確かに。
と納得した僕は、乾燥機能なしを購入しました。
乾燥なしの場合、洗いが完了したら扉を開けることで、自然乾燥で乾かします。
ただ、ここで食洗機を導入する目的を思い出して欲しい。
お金の節約だっただろうか。いや、時間の節約が目的だったはずです。
乾燥機能なしの場合は、食器洗い後に扉開ければいいということですが、洗い終わりを待たないといけません。
寝てる間や外出の間に食器洗いが終わっているがメリットの一つであったはず。そうであれば乾燥機能は決して外してはいけない機能です。
ちなみに、乾燥機能なしで、洗い後も扉閉めたままにするといつまで経ってもびしょびしょです。
②分岐水栓は必ず使え
次に求める機能は、給水方式が分岐水栓対応であることです。
分岐水栓は、水道を一度取り外し分岐水栓を取り付ける工事が必要になります。
これは、レンチなどの工具さえあれば自分でもできるし、購入時や引越し時もオプションで業者に追加料金を出して行ってもらうこともできます。
工事が必要であることは、漏水のリスクがあり、万が一自己責任になるとして賃貸ではやめるべきというブログもあったりしますが、漏水リスクは適正に工事すればほぼ問題ないです。
むしろ、漏水でいうと洗濯機も毎回元栓を閉めることって聞きませんか?
これも漏水リスク抑えるためですが、どのくらいの人が律儀にやってるのでしょう。
さて、食洗機の給水方式は分岐水栓の他に内蔵タンク方式があります。工事もしなくていい内蔵タンクが優れているかというとそうでもありません。
食洗機が使用する水は一回で大体5リットルくらい(機種による差はある)です。
毎回毎回タンクに水を入れる方が面倒です。
元々洗う時間は手洗いより時間がかかる食洗機が、準備まで手間がかかってしまうと本当に自分でやってしまった方が早くなります。
工事よる追加費用や引越し時の撤去などやるべきことがあることは事実ですが、食洗機の必要動作は一つでも減らした方が楽になります。
食洗機の使い方を徹底する
次に食洗機を購入した後の使い方です。
ここは少しマインドチェンジが必要になることもあるでしょうが、自分の時間確保が大事を軸において徹底していきます。
- 毎食後、必ず使う
- 多少の汚れ残りは気にしない
- 多少の乾燥残りは気にしない
③毎食が必ず使う
このくらいの量じゃまだ食洗機いっぱいにならないから昼食まで待って食洗機使おう。
意思決定はなるべく少なくしたいので、量が少ないなとか考えることがもったいないです。
容量半分でも自分でルールを決めてガンガン回すべきです。
ここで、光熱費がとかは考えてはいけません。
乾燥機能が必須なことと同じです。
④多少の汚ら残りは気にしない
食洗機不要論を唱える方は、必ずこれを言います。
食洗機使うより、自分で洗った方が、きれいになる
確かに汚れ検知するセンサーが備わってるわけでもありません。食器が重なってしまったりすると洗浄が甘いと感じることもあります。
衛生面は、どこまで気にするかは人によるかもしれません。
汚れ具合や場所にもよりますが、多少は良しとする気持ちは必要かと思います。
また、汚れ残りは食器の置き方が悪い場合がほとんどです。
そんな時は、もう一度洗ってしまえばいいと思います。
⑤多少の乾燥残りも気にするな
汚れ残りと同様に、乾燥残りも必ずと言って生じます。
下の写真のように、お椀の底やご飯用のジップロックなど、水が溜まりやすい場所や水が切れない部位は基本残ってると思ってもいいです。
ドラム式洗濯機のように中身を回転させているわけでもないので、水が溜まった場所は基本的に乾かしきりません。
ちょっと拭くとかそもそも昼食ですぐ使うんだから水切りすればいいやなど、これでいいやマインドが必要になると思います。
食洗機以外で意識すること
最後に、食洗機を購入する前、使用する時の注意ではなく、食洗機以外の物で意識しておくことを紹介します。
- 食洗機で全てやる
食洗機は、食器洗いです。
じゃあ、フライパンなどの調理器具はどうしますか?
せっかく、食洗機を導入したのにこれは手洗いがあると、手で洗った方が早いとか元の生活に戻ってしまいます。
食洗機を導入したら全て食洗機に任せてしまいましょう。
⑥調理器具も洗う
フライパンは取っ手がはずせて、食洗機に入るサイズのものにしましょう。
おたま、まな板、炊飯器のお釜なんかも同様です。
⑦テフロンは消耗品と考えよう
調理器具も洗えというと、テフロンは衝撃に弱いという反対意見があります。
それはその通りです。
水圧で洗うので、手洗いよりは傷がつきやすいです。
ただ、傷つくと言っても僕の場合は、一年くらいは十分使用できます。
テフロン加工のフライパンそんな高級なものでなければ消耗品として割り切ってしまうのがいいでしょう。
⑧食洗機対応の食器を揃える
テフロン加工は消耗品だとしても、熱に弱いプラスチック製品や衝撃に弱い薄いガラス製品は注意が必要です。
これらのものはそもそも食器購入時に除外しましょう。
ダメなものはダメです。
テフロンがダメになるスピードが早くなるはよくても、一回で溶けたり、割れたりするは論外です。
どんなにおしゃれな食器があってもこれらは選ばないようにしましょう。
おわりに
食洗機を買いたいのではなく、自分の時間を少しでも取り戻したい。
そもそもやりたくないことをやめたい。
だから、食洗機を買うのです。
いろんな情報を集めるとこの軸がブレてしまいます。僕が実際にそうでした。
やるなら徹底的に!これが重要かと思います。
また、僕は一人暮らして部屋も狭いですが食洗機を置いてます。
狭いから無理という場合、置き場の工夫はいくらでもできると思います。1Kのアパートでの食洗機置き場を別記事でエントリーしていますので、あわせて読んでいただければ幸いです。
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